名張厚生協会は、1929年(昭和4年)に設立された名張町方面事業後援会を淵源とする名張市で最も歴史ある社会福祉法人です。この長い歴史の中で、地域に根ざした社会福祉法人として、時代の変化とともに歩んでまいりました。
少子高齢化と人口減少の同時進行、価値観の多様化など、社会の姿が大きく変わる中、福祉の現場でも複雑化・多様化するニーズへの対応がさらに求められています。「われわれは 人としての尊厳を守り より人間らしく生きがいのある自立した生活を支援するとともに 地域社会に貢献します」という理念のもとに、これまで児童養護施設、養護老人ホーム、特別養護老人ホームの運営を中心に、子どもから高齢者まで、すべての世代に寄り添う支援を行ってまいりました。
令和6年度からは認定こども園の運営を開始しました。幼少期からの育ちを支えるこの事業のスタートは、地域全体を見守る法人としての役割をさらに広げる第一歩であり、私たちの支援がより一層多世代に届く支援の充実につながるものと考えています。
名張厚生協会の強みは、長い歴史の中で培ってきた「利他の精神」と地域の方々との深いつながりにあります。そして何より、先人の志を引き継ぎ、日々の現場で誠実に支援に向き合う職員一人ひとりが法人の何よりの財産です。私たちは、職員のやりがいと誇りを持って働ける環境を整え、支援を通してそれぞれが地域社会に貢献できるよう努めてまいります。
2029年には、名張厚生協会は創立100周年を迎えます。これまで支えてくださった地域の皆さまをはじめ、行政や福祉団体など多くの方々への感謝を胸に、これからも「必要とされる法人」であり続けるために、私たちは今後も挑戦を続けてまいります。地域に生きる人々の暮らしに寄り添い、福祉を通じた地域づくりを進めながら、次の100年に向けた新たな歩みを職員一丸となって進めてまいります。
今後とも、皆様のご理解とご支援を賜りますことを、心よりお願い申し上げます。