こんにちは。名張養護学園で児童指導員をしている、山本敦子と言います。

今年のこどもの日を迎えて、何十年も前の私自身の子どもの頃についての思い出や、現在の学園の子どもたちについて、考える時間がありました。

あれやこれやと(笑)考えていたら、子どもの頃は時間が過ぎるのが、とても遅く感じたり、とにかく、学校で過ごす時間が長く感じていたことを思い出します。これには脳科学的な理由もあることが分かって来ているそうです。その理由は「大人になるにつれて、感動する事が少なくなるから」と言う、少し戸惑ってしまう理由でした(笑)

子どもは日頃から感動する事は、大きな出来事に限らず、日常の中の些細な出来事に、その都度、感動する事で時間が出来て、ゆっくり感じる感覚になると聞きました。大人になると、日常の出来事もルーティン化して、特別な事がないと感動出来づらくなるそうです。「なるほど!」と感じました。学園の子どもたちを見ていて、いつも「大きな笑い声」や「びっくりしている表情」「美味しい!!の笑顔」に職員としても、嬉しさと元気をもらっています。

私も、学園のいつも元気な子どもたちを見習って、感動する事を増やし、感じる時間の間隔を引き延ばせたらとニヤニヤと考えるこの頃です。