3月に入り、一気に春が来ました。春が来ると心もウキウキ。感染症の状況も落ち着きを迎えてくれているので、ようやくホッとした気分になりました。

特養の入居者の皆さんも、中庭の大きな桜の木の下でのお花見ができるのを今から心待ちにしてくださっているようです。

この冬も猛威を振るった新型コロナウィルス。伊賀管内での高齢者福祉施設でもクラスターが発生した施設が沢山ありました。クラスターが発生すると、職員も感染してしまうケースが少なくなく、ごく限られた職員数で24時間の介護を担うことになります。職員が一人、また一人と感染していくともうお手上げの状況となります。

そのような状況を回避する為、三重県内の施設ではクラスター等などで協力依頼があった場合、職員を派遣し「施設同志で支え合う」仕組みがあります。 

昨年のクリスマス。 名張特養に、クラスター施設からの「応援要請」がありました。 当ホームでも、感染症対策で気が張り詰めた時期ではありましたが「困ってるのに見過ごせへんわ」と施設長。 施設長は自ら手を挙げ、クラスター施設へ「介護職員」として出向かれました。 

施設長は使命感がとても強い人。時々ヒヤヒヤすることもありますが、大変誇らしく思います。

そして先日、施設長にお礼状が届きました。

「うわ~。こんなんもらって嬉しいな~!!!ほんまに、めっちゃ嬉しいわ~」と少年のように無邪気に喜ばれていた施設長。

そういう所も施設長の長所です。

決して、施設長より「こんな風に書いて」と言われた訳ではない・・・です  笑