相談員:福永、2回目のお出会いです。

我が家の秋の一大イベント、稲刈りをしました。 朝5時前から準備をし、天気予報で一日がピカピカの晴れならまず半分安心。 あとはコンバインの調子。機械が急に詰まったりすると中断して修理に来てもらうのですが(うちでは田んぼのお医者さんと呼んでます)今年は順調に進み、無事終了。

祈るような思いで見つめ続け、コンバインが最後のひと株を刈り取ると家族全員にほっと安堵の瞬間が訪れます。 「あぁ、今年も終わった・・・。」

 私は刈り終えた田んぼのにおいが大好きです。香ばしい株と草の香りが入り混じった感じ。 やっと終わったというのに、機械がこぼした稲の穂をついつい拾ってしまう自分の姿に苦笑い。

もったいないというより愛おしくて・・・。

バッタがぴょんぴょん飛び跳ね、赤とんぼがすーいすい。目ざといカラスが早くも虫をめがけて降り立ちます。
空と大地に育まれている自分を感じると、悩んだり心配したりしている自分がちっぽけに見えて

「まぁいっか」とおっきな気持ちになりました。