こんにちは!心理担当職員の山本です!
ここ最近は夏日のような日があったり、肌寒い日があったり、雨がひどい日もあったりと、体調管理が難しいと毎日感じています。
そろそろ梅雨入りとなりそうですね。
前回Part.1でもお伝えしていた通り、今回からCPAのスキルをひとつずつ紹介していきたいと思います!
「CPAって何?」という方は、前回のブログをご覧ください(^^)/
本日ご紹介するのは、『適度な期待感』についてです。
子どもが成長するにつれて、それに比例するように親の期待感も高まっていくものです。
そもそも期待感とは、親が子どもに対して「これくらいはできるはずだ」と期待していることです。
(例)できる?できない?
・2歳児が、映画館で映画の上映中(約1時間半)、静かに座っていることができる。
・4歳児が、テーブルの上の使った食器をすべて片付けることができる。
・小1と小4のきょうだいが、不揃いの大きさのケーキを譲り合って食べる。
子ども1人1人性格も成長スピードも違うため、できる子もいれば、できない子もいると思います。
ただ、目の前にいる子どもは何ができて何がまだできないのか、何が得意で何が不得意なのか、じっくり観察して知っていきたいですね。
期待感は絶対的なものではなく、あくまで大人(親)の主観による判断です。
子どもは親の期待したようには行動しないし、育ちません。
それは子育てに限らず、他の人間関係でも同じことが言えますね。
親の期待感と子どもの行動に大きなギャップがあると、どうしてもストレスが溜まり、イライラに繋がります。
そして、ついつい欠点に着目してしまいがちです。
どうしても完璧や完全を求め、期待感は大きくなりすぎる傾向がありますが、その大きすぎる期待感は子どもに強いストレスを与え、悪影響を及ぼす可能性があります。
親が子どもの年齢、能力、発達にあった「適度な期待感」を持つとしつけの効果も高まります。
自然とストレスは減り、イライラ感も軽減されていくと思います。

…それではここで、山田相談員に「適度な期待感」についてコメントをもらいたいと思います♪
『ご無沙汰しています。山田です。
まさしく大人も同じですね。相手の求めに対して自分の能力が伴わずよい結果が出なかった時は、自分を責め自信も喪失。
その上相手にイライラされると非常に大きなストレスになります。
「適度な期待感」=「出来ないことも想定する!!」
極端かもしれませんが、そちらの方が親子共にリラックスした状態で結果的に良い方向に向かっていくように思います。』
…山田さん、ありがとうございました(^^)
子育てだけではなく、自分の周りの人に過度に期待していないか、私も今一度見直してみたいと思います。
もっとCPAについて詳しく知りたい!という方は、ぜひお問い合わせください(^^)/
