こんにちは。名張特別養護老人ホームの植田です。
じめじめとした暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか❓
体調を崩しそうな気候ですが、今日は元気で100歳を迎えられたスズヱさんと、そのお誕生日の様子を紹介させていただきます。
スズヱさんは愛媛県のご出身で、茶道の先生をされていたそうです。小説家の芹沢光治良がお好きでよく本を読んでおられました。最近は目が疲れて肩が凝るからと控えておられますが、何巻もある小説を熱心に読む姿は、活字を見るとすぐに眠たくなる私からすると、本当に尊敬です💦
他にも、若い頃から寝る前に顔のマッサージを毎日されていたこともあってか、色白でしわがありません。ある夜の事、顔を洗ってからアイブロウで眉毛をかいておられたので、寝る前なのにどうしてか尋ねました。「あなた達が、夜勤で来て顔見た時、眉毛がなかったら怖いじゃろ❓」と大真面目に答えてくださった事があります。そして、今朝も眉毛を整え、うっすらと口紅をして、朝食の席に着かれました。その姿は、とても100歳には見えません。女子力の高さにも脱帽です💦
きっとこういう身だしなみを整える事が、前向きに毎日を生きる事の秘訣なのかもしれませんね。
そんなスズヱさんのお誕生日を、ほのかユニットの皆さんでお祝いしました。
まずは、普段とは違った雰囲気の中での楽しく昼食です。
施設長もお祝いにきてくれ、乾杯です。酔ってるように見えますが、安心してください!ノンアルです(笑)
中庭での食事はとても気持ちよく、皆さんも「おいしい~」「こんなん久しぶり」とたくさんおかわりしてくれました。
この日のメニューは焼き鳥、フランクフルト、たこ焼き、豆腐田楽、焼き肉、焼きおにぎりで、大好評でした。
お腹いっぱいの後は皆さんでゲーム。実はスズヱさん、負けず嫌いです。(笑)
お祝いのくす玉も職員の手作りです。
栄養士さんに、「苺をうろこに見立てた鯛のケーキ」をわがままリクエストしていたのですが、季節外れの苺を探して特大ケーキを作ってくれました。
最後に「長生きの秘訣は何ですか❓」とスズヱさんにお聞きすると、「気が付いたら100歳じゃったわ」「まだいけそうじゃね」との答え。
自然に100歳を迎えられたスズヱさんにとっては、単なる通過点のようです(笑)
いつかまた、名張市最高齢者のお知らせができる事を楽しみにしています。